打球感：柔１2３45⑥７ 硬
スイングウェイト：ライト□□□□□□□■■■□ヘビー
サイズ：4U6　長さ：675ｍｍ
適正テンション：23～28lbs
カラー：ブラック×ゴールド(09)
素材：高弾性グラファイト+グラファイト
ケース付き

スピード化が加速する現代バドミントンでのニーズに応える性能を追求した

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■ ラケットレビュー by BADCHU.NET

フォルティウス10の原点を辿ると

当時ミズノはセティアワン／アッサンの世界トップダブルスと契約

・10 QUICK（セティアワン使用）
・10 POWER（アッサン使用）

この二機種はデザインも性能も非常に人気が高く

実際使っているプレイヤーも多かったモデルです。

その後

フォルティウス11 QUICK/POWER が登場し、素材・フレーム構造をさらに強化。
そしてしばらくの時を経て、

今回の 「フォルティウス10 」 がBDSSプロダクトとして帰ってきたというわけです。

これは単なる復刻ではなく、
QUICK や POWER の“性格付けを外して”ひとつの完成形にまとめた一本
という印象があります。

「フォルティウス10」は、ミズノが岐阜・養老工場でラケット開発を本気で再構築していた時代の流れを汲む、由緒あるシリーズの“洗練された帰還”といえるのではないでしょうか。

 

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■ デザイン：マットブラック×ゴールド“10QUICKを踏襲”

デザインは旧10QUICKの美学を踏襲

ほとんど10QUICKと言ってもよい感じですが、個人的にはさらに洗練され「大人の高級感」を高めたデザイン。

派手さを抑え、ミズノの養老メイドラケットらしい上質な仕上りです。

 

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■ フレーム構造を“現代版10”に

▼ フォルティウス10QUICKと比べると

• 振り抜き向上のためフレームを やや薄型化

• 形状は10QUICKより少し薄目の ボックス形状 

• ストリングパターンを見直し
  　→ フレーム中央で捉える感覚に！

▼ フォルティウス11 QUICKと比べると

11 QUICKのフレームはトランスフォースフレームを採用

• フレームの上 1/3：通常厚

• フレームの下 2/3（ジョイント付近）：分厚い構造

「11 QUICKはフレーム構造によりガツッとした強い当たり」
に繋がっています。

対して現行10は

剛性感を残しつつ“角を落として”仕上げた一本

という印象です。

 

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■ 打感：パワー系でありながら癖が少ない

フォルティウス10 BDSSは

• 硬めの打球感

• パワー系の押しの強さ
  

この性能ははずすことなく

「硬いのに扱いやすい」

という絶妙なバランスを実現しています。

11 QUICKは確かに強い球は出るのですが

「角を感じる」「クセがある」私の表現としては「当たりはずれが出る」という感覚。

その点

現行10は 洗練されていて扱いやすい。

 

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■ 取り回し：使いやすさを底上げする“長めのグリップ”

フォルティウス10は グリップが長め に設計されています。

• 前衛・レシーブ
  　→ 短く持って素早く処理

• スマッシュ
  　→ 長く持てば球威が増す

ダブルスでの取り回しが非常にしやすく、

特に「グリップを持ち替えるプレイヤー」との相性は間違いないでしょう。

 

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■ スペックの方向性

• シャフト：スティッフ（硬め）

• バランス：ヘッドヘビー“気味”
  　極端ではなく扱いやすさ重視

• グリップ：長め

パワー系ラケットが基本的な方向ですが

• フレーム設計
• ストリングパターン
• 長めのグリップ
  

これらの構造を工夫することによち

オールラウンドなパワー系というゲームの中でしっかりと使える性能に仕上げてきています。

 

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■ どんなプレイヤーに合う？

• 硬めの打感が好き

• 真ん中で捉える感覚
  

• パワー系が好きだが、ラケットのクセは抑えたい

• ダブルスで前後を切り替えて攻めたい

こういうプレイヤーにおすすめいたします！

 

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■ まとめ：フォルティウスシリーズの“洗練された完成形”

QUICKやPOWERのような特徴をおさえ、

“角を取りながらもパワーは残す”という絶妙な調整で仕上げたフォルティウス10。

**「フォルティウスらしさ」**と

「プレイヤーに求めらる設計」

のちょうど良いバランスにある一本です。

ミズノのフォルティウスシリーズを初期から知っている人ほど、響くモデルだと思います。